ATM (Awareness Through Movement:動きを通しての気づき)
FI(Functional Integration:機能の統合)
というふたつの形によって行われます。
ATM (Awareness Through Movement:動きを通しての気づき)
 主としてグループを対象にして行われます。
言葉で指示された一連の動きを、自ら行っていきます。
言葉の指示で動くので、見本の動きというものがありません。
見本がありませんので、正しい動き、間違った動きというものもありません。
迷子にならないように、どこに注意を向けたらよいのか、何に気をつけたらよいのか、プラクティショナーがその都度、言葉をかけていきます。
その中で、自由に、動きを探していきます。
動きを繰り返していく中で、自分の習慣的な動きや、考え方、感情の様子などに出会うこともあります。自分との関係を深めながら、新しい可能性を見つけていきます。
動き自体は、シンプルなものから複雑なものなどありますが、人の持っている基本的な機能からつくられた動きですので、どなたでも行うことができます。
FI(Functional Integration:機能の統合)
 個人レッスンで行われます。
プラクティショナーの柔らかな、押しつけのないタッチにより、動きを導いていきます。
クライアントの希望や、会話の中からテーマをみつけ、レッスンを構成していきます。
医療的な治療や整体のように正しい動きを身につけることとは異なります。
その人の全体がつながりを持ち、統合されることにより、クライアント自らの中に快適な機能や可能性を見つけることとなります。
ATMレッスンと比べ、より早くダイレクトな変化を生むことができます。 |